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Nintendo Switchで遊びたいゲームタイトル10選:Engadgetセレクション - Engadget 日本版

Nintendo Switchは発売から2年半が経過して、ゲームタイトルのラインナップも厚くなってきました。ことし2019年には携帯特化の廉価版Switch Liteバッテリー駆動時間が延びた新型も登場し、より手軽に遊べるようにもなっています。

この記事では、米Engadgetがチョイスした「Switch初心者が最初の一歩を踏み出すための10作品」を紹介します。なお、この10作品はすべて携帯モードに完全対応しており、Switch Liteでも問題なく楽しめます。

アストラルチェイン


私は最初の予告編が公開されたときから、この作品に対する態度を決めかねていました。その独特な「チェイン」による先頭システムは若干退屈そうに見えて、アクションゲームの中で「ペイント・バイ・ナンバー」(数字ガイドの順番に塗ると線画を描ける塗り絵キット)をしているような気分にさせられるのではないかと思っていました。しかし、『ベヨネッタ』を手がけるプラチナゲームズのこの新作は、筆者の懸念を覆しました。

このゲームでプレイヤーは、異世界から来襲するキメラ生物の脅威に対処する特殊部隊「ネウロン」の将校となります。このゲームの仕掛けは敵対するキメラ生物を飼い慣らして生物兵器「レギオン」として戦闘に使用できること。プレイヤーキャラとレギオンを同時にコントロールして、押し寄せる敵キャラクターやボスキャラクターに対処します。レギオンの軍団を操り、犯罪の捜査や除染といった任務にも挑みます。

アストラルチェインのストーリーは章立ての構成で、探偵もの、アクションパズル、戦闘という3つの要素を繰り返して進みます(少し批判的な見方をするなら、繰り返しがくどく感じるかもしれません)。物語の展開は十分に楽しめるものですが、アニメあるある的な描写や有名な映画・劇作品をなぞったような場面展開もあります。20時間ほどかかるメインストーリーでは、かなり重要な最後のシーンに至るまで、1分ごとにムービー再生とゲームプレイを繰り返すような形になります。

アストラルチェインが名作「NieR: Automata(ニーア オートマタ)」に比肩するかと聞かれれば、それは否定しますが、戦闘体験や世界観ではときに同作をも上回ります。私が批評したこの世代の作品の中ではもっともお気に入りの一作になりました。最近ではセール販売されることも多い同作ですが、時間を費やす価値は十分にある秀作です。

(レビュアー:Aaron Souppouris

ポケットモンスター ソード・シールド


ポケットモンスター ソード・シールド(ポケモン剣盾)は、発売と同時にファンの論争の的になった作品です。キャラクターの3Dモデルの「リサイクル」問題や処理落ち問題などが議論されていますが、ゲーマーの大部分にはこれらの問題を気にせずプレイしているようです。このタイトルは発売初週に600万本を販売しSwitchで最も売れた作品になった一方で、信頼できるゲームメディアの多くから好評を得ています。

ポケモン剣盾を巡る議論の存在は事実ですが、ポケモンを捕まえて育ててトレーナーと戦い、チャンピオンを目指すというメインストーリーはこれまでになく魅力的になっています。ポケモンシリーズの根強いファンに求められているのはメインストーリーの改善ではないかもしれませんが、少なくとも最初の30時間を楽しむのには十分な出来です。本編クリア後の遊び方とオンラインコンテンツの拡充については時間とともに改善されるでしょう。

(レビュアー:Aaron Souppouris


マリオカート8 デラックス


『マリオカート8 デラックス』の豪華さと細部へのこだわりを見れば、Wii Uのオリジナルタイトルからのアップグレードは成功だったと分かるでしょう。キャラクターはカーブを曲がる時などにコミカルな動きを見せるようになり、魅力が増しています。そして最大12人が走行できる、大きくて幅の広いコースも追加されました。

マリオカート 8では反重力ホバータイヤ、傾斜路から空中に飛び出した時に自動で開くグライダーなど、レースをさらにスリリングにする視覚的な要素が追加されていますが、ゲームの本質は「マリオカート」そのもの──つまり、誰でも遊べるシンプルなルールで純粋に楽しめる対戦レースになっています。

Switchならでは多人数プレイが楽しめる典型的な作品とも言えます。2つの1台のSwitchからJoy-Conを取り外して遊ぶ分割対戦モードやオンライン多人数対戦などが盛り込まれています。みんなで楽しむ対戦ゲームの決定版と言えるでしょう。

(レビュアー:Mat Smith

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(BOTW)』は、ニンテンドー64の『ゼルダの伝説 時のオカリナ』以来のゲームシステムの刷新が図られている大作です。そしてこれは、過去10年間を見ても最高のゲーム作品の1つと言えるかもしれません。絶妙でデザインされた難易度曲線と信じられないほど作り込まれたオープンワールドは、長寿シリーズを現代のゲーム技術の最前線に送り出しました。創作や収集の楽しみ、使い過ぎると失われる武器、プレイヤーが自分で発見するミニストーリーなど、オープンワールドの魅力のほとんどを詰め込んでいます。ダウンロードコンテンツを買わなくても、取り組むべきことは膨大にあり、プレイヤーのレベルに応じた楽しみ方ができる作品になっています。

(レビュアー:Mat Smith

ゼルダの伝説 夢をみる島(The Legend of Zelda: Link's Awakening)


『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』がプレイヤーを広大な世界に導く新しい取り組みだとすれば、夢をみる島はシリーズ原点に立ち戻る俯瞰視点デザインの作品です。同名のゲームボーイ作品の忠実なリメイクですが、グラフィックやサウンドは現代のハードにあわせてグレードアップされており、ユーザーが快適にプレイするためのいくつかの調整も施されています。

チャーミングで個性的なキャラクターはシリーズ共通ですが、本作のリンクはおもちゃ箱の小さな人形のようなデザインで、ミニチュア風写真の視点もあいまって独特の雰囲気をまとっています。

ダンジョン攻略の鍵になるパズルゲームは、大人から小さな子どもまで楽しく取り組めます。特に、子どもが初めて触れるゼルダ作品を選ぶなら、本作が最良の選択と言えるでしょう。同時に本作は、モノクロのゲームボーイ版(あるいはゲームボーイカラー版の『ゼルダの伝説 夢をみる島 DX』)に親しんだ人なら、最高にノスタルジックなひとときを味わせてくれる作品です。

(レビュアー:Nathan Ingraham

ファイアーエムブレム 風花雪月(Fire Emblem: Three Houses)

ファイアーエムブレム 風花雪月はゲームの1つの極致に達したと言える大作です。開発元のインテリジェントシステムズはSwitchとなるファイアーエンブレムシリーズのLaunchに向けて、ゲームシステムに細かな調整を加えています。その調整の結果として、同作はFEシリーズが持つ二重のゲーム性と見事にマッチした良作に仕上がっています。プレイヤーはゲームの半分の時間を戦術家としての仕事に費やし、多様性に富んだ戦闘で部隊を指揮して戦います。もう半分の時間は? この土地で最高の士官学校の教授となり、学生を育てます。

(レビュアー:Aaron Souppouris

スーパーマリオ オデッセイ


『スーパーマリオ オデッセイ』には、ゼルダシリーズが『ブレス オブ ザ ワイルド』で見せたほどの変化はありません。その代わり、過去20年の歴史を通して磨き上げられた良作になっています。もちろん、いくつかの重要な追加要素もあります。地球上をかけめぐる旅行体験や帽子型の相棒キャラ「キャッピー」は、マリオならではのアクションをより楽しくするものです。しかし、パズルを解いてアイテムを探し、スポットを探索するといったマリオシリーズ本来の面白さは、この作品でもふんだんに盛り込まれています。

(レビュアー:Mat Smith

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL


任天堂の歴史あるマルチプレイヤー格闘ゲームの究極形態がここにあります。任天堂の定番キャラの枠を超えた豊富なプレイアブルキャラクターが持ち味で、もしあなたがマリオ、ピカチュウ、メトロイドのサムスといった任天堂キャラに飽き飽きしているなら、FF VIIのクラウド、ソリッド・スネーク、ベヨネッタなどを選ぶことになるでしょう。ここに書いた以外に60以上ものキャラクターが選べます。

『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の新しいシングルプレイモードでは、キャラクターをステッカーで強化したり、特別な条件やたくさんのキャラクターと戦うステージが搭載されています。このモードの難易度曲線は信じられないほど初心者に優しく作りこまれており、シングルプレイモードをこなしていくだけで、スマブラ初心者でも高速でカオスな闘いに慣れていくことができるでしょう。

たしかに、一部のアイテムは分かりにくかったり、過剰なパワーを持っていたりしますが、プレイヤーがする特別な動きは2ボタンの組み合わせだけです。形勢逆転の面白さはスマブラシリーズのDNAとして組み込まれており、習熟度に応じたハンディキャップ設定をしっかりすれば、プレイヤーのレベルを問わずにスリリングなバトルを楽しめます。

(レビュアー:Mat Smith

Celeste(セレステ)


カナダのインディースタジオMatt Makes Gamesが名作『Towerfall』の次に送り出した作品で、Celesteは非常に多様なゲーム性を含んでいます。2Dアクションゲームでありつつ、パズルゲームでもある。取っつきやすい作品ですが、ヘトヘトに疲れさせるような難しさも含んでいる。ゲームとしての楽しさがなによりも優先されているのに、ストーリーの出来も素晴らしく、美しく、感動的で記憶に残るという矛盾をはらむ作品です。Celeste自体はマルチコンソールでPCやPlayStation 4、Xbox Oneといったハードでも遊べますが、このシンプルで美しいステージデザインを持つアクションゲームを家でも外でもプレイできるのはSwitchならではの楽しみです。

(レビュアー:Aaron Souppouris

Cuphead(カップヘッド)


カナダのインディースタジオStudioMDHRの『Cuphead(カップヘッド)』は、2017年にXbox One版が登場して以来、私たちのお気に入りのタイトルです。美しく挑戦的な作品であり、アクションあり、シューティングあり、ボス戦ありという、王道スタイルの2D冒険ゲームです。手描きアニメを取り入れ、1930年代のカートゥーンのような美しい世界観を描写しつつ、ハードだがなぜか理不尽さを感じないゲーム体験もあわせ持っています。

ボスキャラクターも魅力的で、特にカラ・マリアというキャラクターは私たちのお気に入りです。ただし最も印象に残るのは、大量にプレイヤーキャラを死なせた後にようやくクリアした時の爽快感でしょう。Switch版のカップヘッドは、同作の長所をすべて持ちつつ、どこでも遊べるように配慮されています。

(レビュアー:Aaron Souppouris


※この記事の英語版「The best games for Nintendo Switch」は不定期に更新されています。

過去には「Fortnite」や「スプラトゥーン2」「マリオ+ラビッツ キングダムバトル」「ロケットリーグ」「ベヨネッタ2」「スターデュー バレー」が選出されていました。

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