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新世代MacBook Air、MacBook Pro、Mac Miniの性能・速さを比較、オススメは? - Lifehacker JAPAN

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Appleイベント「One More Thing」が日本時間11月11日午前3時から開催され、Mac向けApple Silicon「M1」を搭載した新世代のMacBook Air、MacBook Pro、Mac Miniが発表されました。

Air・Pro・miniが出るぞ! 今日発表の最新Macスペックまとめ #AppleEvent

Appleは、全世代とは比べ物にならないほど高速である点を強調していますが、果たしてこの3つのMacに搭載されている「M1」チップの性能は同じなのでしょうか。

IntelやAMDの標準慣行とは異なり、Appleは基本的にはたった1つの「M1」チップを展開しています。

ですから、新規に購入したMacを、より速いクロック周波数やより多くのブースト機能を提供する「M1」チップでアップグレードすることは、実際にはできません。

唯一の例外はMacBook Airです。それは、3種の中で最も安価なモデルが、標準的な8コアGPUではなく7コアGPUだからです。

それ以外には、スペックを見る限り、MacBook Air、MacBook Pro、Mac Miniのどれを購入しても、まったく同じ使用感とパフォーマンスになるように見えます。

実際に使ってみても果たして同じなのでしょうか?

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どれがどれだか見分けられますか。正解したら10Appleポイントあげますよ。
Screenshot: David Murphy

「M1」チップ搭載のMacは機種によってパフォーマンスが違う

Apple M1搭載のMacは、モデル間に劇的ではないにしても違いはあります。

定番ベンチマークテストアプリGeekbenchのこれまでのチャートを見ると、Apple M1チップは、MacBook Air、MacBook Pro、Mac Miniのシングルコアのパフォーマンスを最高にしています。

(現時点では)これより高速なMacは無いでしょう。ただし、Mac MiniがMacBook Pro(-2.4%)とMacBook Air(-4.5%)よりわずかに勝っているようです。

マルチコアチャートを見ると、違いがもう少し顕著になります。ここでも、Mac MiniはMacBook Pro(-3.8%)とMacBook Air(-6.17%)より勝っています。

なぜそうなるのでしょうか?

多分、システムの熱制限に違いがあるからだと思います。要するに、AppleはMacが非常に熱くなることも想定していて、溶岩のように熱い状態で長時間稼働させると、CPUに余分な摩耗が加わります。

これに対抗するために、コンピューターはさまざまな対策を講じて筐体の温度が上がらないようにします。

コンピューターに極端に負荷をかけるアプリケーション(あるいはタブが入力されたブラウザ)を開くとすぐに、ノートPCに内蔵されている冷却ファンがジェットエンジンのように作動するのに気づいたことがあるはずです。

Macは筐体の温度が低いほど速度が速くなります

M1を搭載したMacBook Airには冷却ファンが内蔵されていないため、積極的に筐体を冷やせるMacBook Proと比べると、筐体が熱くなり始めるとCPUを調整する可能性が高くなります。

また、デスクトップとしてのMac MiniのビルドはMacBook Proとはまったく異なります。

携帯することを考慮して設計されていないため、熱管理能力が少し高いかもしれませんが、これは私の推測にすぎません。

マイナーなベンチマークの違いは本当に意味があるのか?

最速のMacを買いたいなら、是非Mac Mini選んでください。

2番目はMacBook Proで、音が静かなMacBook Airが3番目になります。

日常レベルでシステムを使用している分にはそれほど重要ではありませんが、ゲームをしたり動画のコード変更をしたりして、たびたびマシンに限界まで負荷をかける人は、M1チップがそれぞれの状況でどうなるか考えてみてください。

AppleのさまざまなMacBookが環境設定によって価格が異なることを考えると、特によくわかると思います。

たとえば、MacBook Airの最も高価なモデル(8コアGPU搭載)は、ベーシックなMacBook Proよりたった5000円しか安くありません。

MacBook Proには、タッチバーがあり、パフォーマンスが少し良くなります(ただし、ストレージは半分しかありません)。コンピューターの高速性だけを重視して、256GBの容量を使える場合は、MacBook Proが最適です。

とは言え、こうしたことをすべて視野に入れておくことが大切です。

今は、一部のベンチマークに関して、全体的な速度の2%ぐらいの違いがあることに言及しているのですが、これはほとんどの人が日常使用では気付かない程度の違いです。

そう考えると、価格がぐっと低いMac Miniを買いたくなるかもしれません。

MacBook AirとMacBook Proのどちらかを選ぶか悩んでいないなら、あまり数字にこだわらなくていいでしょう。

なかなか選べないときは、それぞれの機種の違いを認識した上で、MacBookは筐体が過熱すると速度が少し遅くなる感じがすることや高性能のMac Miniよりラップトップが本当に必要かどうかを考えましょう。

少なくとも、Mac Miniを選ぶと、デスクの上を少し広く使えるようになることだけは確かですね。

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Source: MacBook Air,Mac Mini,MacBook Pro(Apple),Geekbench

David Murphy – Lifehacker US[原文

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