友達と会えなくても、ひとりだって楽しい!
■ドラゴンをさがしに
作:ロメオ・エーニョ、フランス
対象年齢:4才~大人、1人用、所要時間:10〜20分
『ドラゴンをさがしに』は、ページをめくって物語を読み進めながら、道具を手に入れたり、怪我をしたりしつつ、ドラゴンを探すという画期的な「ゲーム絵本」です。剣と魔法とドラゴンが活躍するファンタジーの世界観と、やさしく表現されたイラストが魅力です。
要所要所で3分割されたページの選択肢を自分で選ぶと、物語がさまざまに変化するしくみになっています。最後のページまでは必ず到達できますが、いろいろな結末が待っています。大人でも充分楽しめて、何度もいろんな選択で挑戦したくなるでしょう。
■シェフィ
作:ポーン、日本
対象年齢:12才~大人、1人用、所要時間:15分
1枚1枚すべて異なるかわいい羊のイラストが特徴の1人用ゲームです。手札にある、複製や集合などの「増大カード」と疫病や狼などの「減少カード」の順番をよく考えて1枚ずつ使っていき、手元に置かれたカード列の羊の頭数が1000匹になったら成功です。
安全なカードだけを使っていくと破滅が待っているため、ほどよく計画を立てて「3歩進んで2歩下がる」攻略を見出していくのが楽しいゲームです。回数を重ねるごとに、少しずつ長期的な視野で対処方法を編み出していけるかどうかに成否がかかっています。
■クレイジータワー
作:アレクシ・アービほか、カナダ
対象年齢:8才~大人、1~4人用、所要時間:15分
塔を崩壊させないように、新たな階層カードを重ねるリスクを冒しながら、ピースを慎重に、かついじわるに載せていきます。タイトルの通りクレイジーな塔ができていき、ドキドキハラハラのうちに自分の番がまた巡ってくるのが楽しいゲームですが、1人でも遊べます。階層ごとの個数など、徐々に難易度が高まる制限条件の中で塔を立ててクリアしていく、というものです。手捌きだけではなく、計画性が問われます。
■さまことばカードゲーム
作:マリア・アレクサンドロヴァほか、ロシア
対象年齢:5才~大人、1~10人用、所要時間:15分
「大きい」「柔らかい」「汚れた」など全50枚の形容詞カード群を題材に、次々と増えていくカードの形容詞すべてに当てはまる「もの(名詞)」を答えるゲームです。〈四角い〉〈白い〉なら「紙」といった具合です。名詞を答えられる自信を元にカードを1枚増やすか、または「もう限界」と持っていたカードを回収するかを選んで、集めた枚数を競います。
頭の中で、情景や大きさなど、いろいろな角度で物事を捉えることで意外なものが導き出せる面白さがあります。例えば、〈赤い〉〈新しい〉〈濡れた〉で「赤ちゃん」はどうですか?
みんなでやれば、「たしかにそうかもしれない」という共感が楽しいゲームですが、1人でも閃きを鍛えることができるでしょう。
丸田康司(まるた こうじ)
PROFILE
1970年、愛知県生まれ。1990年よりテレビゲーム開発に従事。関わった代表作に『MOTHER2』『風来のシレン2』『ホームランド』などがある。その後独立し、2006年4月に近代ボードゲーム・カードゲームの専門店「すごろくや」を設立。2010年に法人化、代表取締役となる。
https://sugorokuya.jp
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May 08, 2020 at 10:37AM
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