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ゲームでもダクネスの攻撃は当たらない!? 『このすば』初のスマホRPG『このファン』をレビュー - 電撃オンライン

 サムザップより今冬配信予定のiOS/Android用アプリ『この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ(このファン)』の先行レビューをお届けします。

 本作はシリーズ累計900万部を突破したライトノベル『この素晴らしい世界に祝福を!』初のスマートフォン向けRPGとなっており、白熱のリアルタイムバトルやゲームオリジナルのストーリーが楽しめます。

 まもなくクローズドβテスト(CBT)が開催され、11月21日17:59まではテスターを募集中。参加をご希望の方は、応募フォームより奮ってご応募ください。


大ボリュームで展開するカズマたちの新たな物語

 本作は、ステージごとに登場する敵を倒して先へ進むクエストと、クエストを進めていくにつれて解放されていくストーリーの二本柱で構成されています。

 メインストーリーではゲーム完全オリジナルの物語が展開。カズマをはじめとするおなじみのキャラクターたちはもちろん、ゲームオリジナルのキャラクターたちも加わり、波乱万丈(?)の冒険が描かれます。


  • ▲カズマたちの前に現れる踊り子の3人(左からエーリカ、リア、シエロ)。出会いのシーンからキャラが立っていて、このあとの絡みが楽しみになってきます。

 メインストーリーのほか、CBTではアニメ第1期で描かれた物語が“このすばストーリー”として収録。

 こちらはキャラクターの絆ランクに応じて解放されていき、最終的にはアニメで描かれたエピソードのほとんどをゲーム内で観られるようになります。


 さらに、個々の“キャラクターエピソード”も用意されており、これらすべてのエピソードは豪華フルボイス! 新録のセリフはもちろん、過去にアニメで演じたセリフも改めて収録したとのことで、アニメをすでに観た人にこそ楽しんでもらいたいポイントです。

 立ち絵はLive2Dで描かれており、セリフにあわせてキャラクターたちが滑らかに動きます。豊富な表情パターンによって、『このすば』らしいお笑い要素がしっかり表現されている点にも注目です。


  • ▲声優陣の迫真の演技は必聴です!

 物語のボリュームとクオリティはどちらも非の打ち所がなく、ファンも大満足であること間違いなし! アニメのエピソードもしっかりと要点が抑えられているので、『このすば』に触れたことのない方でも安心です。

お気に入りのパーティでクエストに挑戦

 バトルは、行動可能なメンバーに次々と指示を出していくリアルタイムコマンドバトル方式。リアルタイムと言っても、行動後にクールタイムがあるので、ほどよい慌ただしさ。コマンド選択時間と待ち時間がいいバランスで組み込まれています。

パーティメンバーは最大5人

 クエストには、メインメンバー3人+バックメンバー2人の合計5人を編成して挑めます。加えて、各メンバーにステータス補助用のサブメンバーを設定しておけます。

 本作では同じメンバーの衣装違い・レアリティ違いが手に入りますが、同じメンバーは複数編成できません。とはいえサブメンバーには同じメンバーを編成できるため、低レアリティのメンバーを育てても無駄になることは少ないです。


  • ▲キャラ交流モードでは、ご褒美を上げて絆ランクを上げることができます。絆ランクはキャラクターに紐づいており、衣装やレアリティは関係しません。

 衣装やレアリティまで一致しているメンバーは、入手後に控えメンバーとして別枠に保存されます。こちらはショップで利用するメダルに変換したり、同メンバーのスキル上げの素材として利用できたりします。

  • ▲サブメンバーに同名メンバーを編成すると、通常よりもステータスが+10%上がるボーナスが付きます。

 メンバーのスキルには属性を持つものもあり、火、水、雷、地、風、光、闇の合計7属性があります。バトル中のダメージには相性による有利不利が大きく影響するので、敵の属性が統一されているクエストの場合は、ステータスよりも属性を意識して編成する方がいいでしょう。

タイミングを見計らってスキル発動

 バトルでは、3種類のスキルと必殺スキルの中から行動を選択します。行動させるには体力の横に表示されているウェイトタイムを待つ必要があり、通常攻撃以外のスキルには別のウェイトタイムが存在します。

 そのため、どんなに強いメンバーにも攻撃回数の制限があり、貴重な攻撃タイミングにどのスキルをチョイスするのか、という判断が重要になります。


  • ▲必殺スキルは描き下ろしアニメーションによるド派手な演出付き!

スキップチケットでお手軽周回

 一度クリアしたクエストは、スキップチケットを使って戦闘を行わずにクリアできます。バトル中もオート機能と倍速機能があり、アイテムを集めるためのクエスト周回も快適に行えます。

バトルデザインもこだわりの原作再現

 キャラクターの能力やスキルがアニメ・原作の設定に準拠しているものが多く、バトルにも『このすば』らしい要素がたくさん盛り込まれています。

 例を挙げると“めぐみんがエクスプロージョンを撃つと行動不能になる”、“アクアの幸運のステータスがとても低い”、“ダクネスの攻撃が全然当たらない”などです。

 普通なら、こんなマイナス要素は頭を悩ませる原因にしかなりませんが、本作ではキャラクター設定がバトルに活かされていることも魅力の1つです。ひと癖もふた癖もあるキャラクターばかり登場する『このすば』を忠実に再現しているポイントと言えるでしょう。


 あくまで“RPGをしながら『このすば』の世界観を楽しむゲーム”ということで、バトルシステムは比較的シンプルに設計されています。もしも、これが度を超えた難しさのリアルタイムバトルになってしまっては、キャラクターの動きやセリフを楽しむ余裕がなくなってしまうでしょう。

 そのため、この“忙しくはならないが退屈ではない”というバランスは、ゲーム内の細かい作りこみも一緒に楽しみたい本作にマッチしたシステムだと感じました。

育成ポーションで強化もラクチン

 メンバーの育成は、主にクエスト報酬などで手に入るポーションで行います。何度もクエストに挑戦して経験値を集める必要がないため、新しく仲間になったメンバーであってもポーションをためておけばすぐに成長させられます。

 初期段階のメンバーのレベル上限は30となっていますが、素材を集めて限界突破することで60にまで上限を引き上げることが可能です。

 スキルレベルを上げるポーションも用意されており、別の方法としてガチャで重複した控えメンバーを素材にして、一気に3カ所のスキルレベルを上げることも可能。

 低レアリティのメンバーは重複しやすい分、高レアリティのメンバーより育成が楽というメリットがあります。


 また、ステータスを上昇させる方法として、各メンバーには武器を2つまで装備できます。装備はクエストで集めた素材をもとに製作可能で、ステータス上昇に加えてパッシブスキルを付与してくれる武器もあります。

 各メンバー2つまで装備品を付けられるため、たくさん装備品を作りたくなってしまいますが、剣や杖などメンバーごとに装備できる種類が異なるので、素材の無駄遣いは厳禁。

 自分の所持しているメンバーの武器傾向を見て、多く必要になる武器種から優先して作っていくと無駄なくパーティを強くできるでしょう。


ゲームでもカズマたちは労働三昧!?

 作中で借金まみれのカズマたちがバイトに励んでいたように、ゲームでも仲間をバイトに送り出してエリス(ゲーム内通貨)を獲得できます。

 育成や製作を続けているとエリス不足に悩まされることも多いので、仲間たちにはどんどん労働に励んでもらいましょう!

 バイトは一度送り出してから継続的に報酬を得ることができます。ただし、12時間を超えると、キャラクターを再選択するまでそれ以上の報酬はもらえません。勤務時間を超過して、サービス残業に励んでいるということでしょうか……(笑)。

 また、バイトに送り出したキャラクターは経過時間に応じて絆ランクもアップしていきます。

 “キャラクターエピソード”や“このすばストーリー”を解放するためにも絆ランクアップは必要不可欠なので、なかなかクエストに連れていけないキャラクターはバイトで絆ランクを上げましょう。

強くなったらバトルアリーナに挑戦

 キャラクターが育ってきたら、クエストだけでなくバトルアリーナで腕試しに挑戦です!

 初級、中級、上級の3段階にわかれた特殊クエストとなっており、終了時のスコアに応じて報酬がもらえたり、参加プレイヤーのスコアランキングがゲーム内で掲載されたりします。

 バトルアリーナに挑戦できるのは1日に3回まで。報酬のメダルは、武器製作に必要なアイテムと交換できるので、毎日積極的に参加してさらなる高みを目指しましょう!

『このすば』ならではのゲーム性に大満足

 『このファン』をプレイして感じたのは、ただのRPGではなく『このすば』のRPGであるということです。

 見応えのあるストーリーはもちろん、キャラクターの戦い方、細かい演出にまで『このすば』らしい部分があり、ファンが待ち望んでいたようなゲームに仕上がっているという印象を受けました。

 何より、ゲームプレイの満足感をより高めてくれるポイントが、収録エピソードのボリュームの多さです。オリジナルストーリーとアニメを踏襲した“このすばストーリー”に、それぞれ用意された“キャラクターエピソード”。

 そのすべてがフルボイスで、Live2Dによってキャラクターも活き活きと描かれており「この物語を見るためだけでもゲームを遊ぶ理由になるのでは?」と思ってしまうレベルでした。

 もちろん、本作でのみ描かれるオリジナルストーリーも『このすば』らしい爆笑必至の内容となっていますので、ぜひお楽しみに。

『このファン』クローズドβテスト参加者募集中

 11月21日17:59までの期間、クローズドβテスト参加者募集が行われています。人数はiOS/Android各3,500名で、合計7,000名となります。詳細は応募フォームでご確認ください。

クローズドβテスト実施概要

募集期間
11月8日15:00~21日17:59
実施期間
11月28日12:00~12月2日15:59
募集人数
iOS:3,500名
Android:3,500名
対応機種
iOS:OS10以上、iPhone6S以降の端末
Android:OS6以上、メモリ(RAM)2GB以上の端末
※応募者数が募集人数を超えた場合は、抽選のうえ、参加者が決定します。
※クローズドβテストへの参加方法は、当選者が応募時に入力したメールアドレスに送信されます。
※クローズドβテストのプレイデータは、正式サービスには引き継がれません。
※予告なくクローズドβテスト期間の変更やメンテナンスなどによりクローズドβテストが中断される場合があります。

©2019 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/映画このすば製作委員会 ©Sumzap, Inc.

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November 15, 2019 at 06:30PM
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